国立博物館へ
2025.10.1
10月になりました。
今日は朝から雨。気温も下がりましたが、夫も息子も変わりなく半袖で出かけました。私は午後、出かけましたが、半袖にレース地のカーディガンでちょうどよかったです。
今日は都民の日。
働いている時は関係ありませんでしたが、無職の今、割引、もしくは無料になるお得な施設はないかしら?と昨日、探してみたのですが、今ひとつピン!と来るところがなくて、庭園も優待があるのですが、雨ではちょってね……ってことで、
結局、行きたいと思っていた国立博物館に行きました。
いま、特別展では、運慶の彫った仏像が展示されています。奈良の興福寺所蔵のもの。興味はあったのですが、けっこう入館料が高くて。
今となると、せっかくだったのに、ケチる必要があったのか??と思うのです。
ちなみに、私は『東京ミュージアムぐるっとパス』を持っているので窓口でチケットを買いました。
このパス、得なんだか、損なんだか微妙なんですよね。2500円で、決まった美術館や博物館等に無料や割引で入れます。入れるのは、期間内1回。期間は3カ月。これが微妙に短い。
入れればどこでもいいってわけでもないし、やはり、興味が少しでもあるところに行きたい。あまり遠くて電車賃がかかりすぎたら意味ないし。
国立博物館は100円引き。特別展には効きません。
前回行った山種美術館は、200円引き。
その前の、大倉集古館は無料でした。
そんなことと、都民の日だったのにお得な経験が出来ない残念さが出ちゃったんですかね。あと、700円を出すか、運慶を捨てるか…………。
常設展示と、企画展(?)でも、じゅうぶん見応えがある国立博物館。入館したあとは、まあ、いいかあって気持ちになりました。
写真に上手く収まらず、明るさも足りなかったので、写真はないのですが、薬師寺所蔵の聖観音菩薩立像の前ではしばらく見惚れてしまいました。
去年、薬師寺に行ったときに、お会いしましたよね?的な。
そうだ、運慶さんのも奈良に行けばいいのよね。
こちらの屏風絵を模写している外国の方がいらっしゃいました。こまかくていねいに。
素晴らしい。
さすが上野の国立博物館なだけに、多様な国から来られた外国人がたくさん。写真を撮ったり。能や、日本刀のところは特に多かった。
国立博物館に来るってことは、日本に来て、日本をもっと知りたいと思ってくれる人が多いと思うんですよね。
皆さん、良い思い出を作って帰国して欲しいなあと思います(日本で暮らしている人もいるだろうけど)
山姥(やまんば)と金太郎
金太郎とやまんばって親子だったんだあ~💦というシリーズ。喜多川歌麿の作品。
なんか山姥が綺麗なママなんですよね。
それから。こちらは、国立博物館敷地内で見つかった鬼瓦。鬼瓦なのになんか愛嬌がある。明治時代見つかったもののようで、寛永寺に関わる建物のものなのかしら?
入り口入ったところの大階段。
左側に充実な品揃えのお土産処がありました。
左奥に、運慶さんが……💦
明治時代に建てられ東京大震災や戦争を経た、重厚なこの建物自体にも、さまざまな歴史がありそうです。そして、たくさんの外国人も来館している。
貴重な文化に触れることで、知らなかったことをまたひとつ知る。忘れてしまうことも多いけれど、そんな日々を送れる今を感謝し、体力作りに励みます。
********
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。